2017.05.04 デリケートゾーンがニオイやすいシチュエーション3つ
①生理中
生理中は、鉄っぽいような、酸っぱいような、独特のニオイが発生しますよね。ナプキンを変える瞬間だけではなく、ふとしゃがんだ時にもニオイが気になったりして、つい外出を避けてしまったり、友達や彼と会う予定をずらしてしまうこともあるのではないでしょうか。
②排卵日前日
排卵日前後には、オリモノが多く出る傾向があります。生理中とはまた違った、生臭いようなニオイが気になることがあるのではないでしょうか。中には、生理中よりもニオイが気になると言う人も。最近は香り付きのオリモノシートも売っていますが、香料とオリモノのニオイが混ざってかえって変な匂いになってしまうこともあるかも!?
③汗をかいた時
スポーツをしたりして汗をかいた時、Tシャツなどのアウターはすぐに変えることができても、下着は変えづらいですよね。汗をかいて蒸れた下着をそのまま身に着けていると、ニオイが気になることがあります。
デリケートゾーンのニオイの原因は…雑菌!
これらデリケートゾーンのニオイの原因は…ずばり雑菌。
じつは、経血、オリモノ、汗は、体から出た段階ではほぼ無臭なのです。しかしこれらが空気に触れ、雑菌が繁殖することで、ニオイが発生するのです。最近は吸収の良いナプキンやオリモノシートが多く、安心して長時間使い続けてしまうこともありますが、これがかえってニオイの原因になってしまうことも。
デリケートゾーンは高温多湿なので、雑菌にとって心地が良い場所。新しいナプキンに交換しても、3時間ほどで雑菌が繁殖してニオイを発生させますし、汗も同様に数時間でニオイの原因となってしまいます。
デリケートゾーンのニオイをケアする方法は4つ!
デリケートゾーンのニオイをケアする方法は、雑菌の繁殖を防ぐことが重要です!「セペ」などの膣内を洗うアイテムもありますが、洗いすぎはデリケートゾーンの環境が乱れる原因となってしまいます。
①ナプキンやオリモノシートを頻繁に交換する
雑菌が繁殖する前に、ナプキンやオリモノシートを交換しましょう。雑菌は3時間ほどで増え始めます。長時間使用せず、2~3時間に1回は取り替えるように心がけましょう。特にオリモノシートは、長時間つけっぱなしにしがちですよね。二枚重ねになっていて、はがして二度使えるシートも販売されています。「忙しくて替えている時間がない!」という方はそちらもおススメです。
②ムレない下着をつける
通気性のよい下着やストッキングを選ぶのも効果的。ガードル・スパッツ・タイトなパンツやジーンズなどを着用していると、ショーツの中の湿度が高くなります。生理中はモレやナプキンの浮きを防ぐために分厚い下着やタイツを身に付けがち。ムレを防ぐには通気性のよいゆるめのものを選びましょう。
③デリケートゾーン専用の石鹸を使う
ニオイが気になると、ついお風呂でデリケートゾーンをごしごしと洗ってしまいますが、デリケートゾーンは粘膜部分なので、通常のボディソープでは洗浄力が強すぎることがあります。また、強く洗うことで摩擦による黒ずみの原因になってしまうことも!デリケートゾーン専用の石鹸を使って、優しくニオイの元を洗うことが大切です。
④アンダーヘアを脱毛する
アンダーヘアが経血・オリモノ・汗で濡れた状態が続くと、雑菌が繁殖しにおいが発生します。アンダーヘアを脱毛することで、ヘアでの雑菌の繁殖を防ぐことができます。
手軽にカミソリで…と思ってしまいますが、ちょっと待って!カミソリでの除毛はお肌へのダメージが強いだけではなく、肌への刺激による色素沈着や、脱毛後のチクチク感などが心配です。